美術品の売り買い

いろいろな品々を、買取業者のところに持っていっては買取りしてもらう……そんなことを、僕たちはやっています。
たとえば自動車を売りに行く人は新しい自動車を買おうとしているから、とか、そんなふうな理由があります。
買取の市場というのは、そういうふうに、需要と供給が絡みあった中で存在しているものです。実用的な需要と供給の関係が成り立っている場合もあれば、そうでない場合もあります。

今回取り上げる、刀剣の買取などというのは、まず間違いなく実用的なものではないでしょう。
刀剣――なんて言えば刃の付いているもの、つまり刃物なら何でも含まれそうな感じがしますが、特に日本刀ということになると、実用的な道具として使う人はあまり……
というか、造られてから、モノによっては千年もつことも少なくない、世界史上で見てもまれな完璧さを備えた道具である日本刀を実用目的で購入する、となるとこれはちと問題です。

刀剣というもの、その中でも特に日本刀というものは、今では美術品としての趣きが強く、そういった意味合いから買取がなされたり、売却したりということが行なわれます。
美術品の売り買い……なんて聞くと、非常に遠くのお話みたいですけど、しかし美術の世界というのは誰にも開かれているもの。
刀剣、そして日本刀の世界は、いちどその一端を覗いてしまうと、深く魅入られてしまう……という人が多い世界でもあるのです。

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